【2022年登り納め】浮嶽(805m, 脊振山系)

登山

2022年の登り納めとして脊振山系の一座である浮嶽(うきだけ)に登ってきました。

当初は佐賀平野が見渡せる天山(1046m)を設定し午前中に登山口へ車で向かっていたところ、天川登山口までもう少しのところでアイスバーンとなり立ち往生。

その場で人生初のタイヤチェーンを付けて何とか事なきを得ました。

更に登山口まで進もうかと結構悩んだのですが、その後の不要なトラブルを避けるため引き返すことに。FR+ノーマルタイヤ+2WD+空荷のボクのNV350キャラバンには雪道は厳しすぎました。

山容が美しく「筑紫富士」と呼ばれる浮嶽

そこで午後は気を取り直して浮嶽(805m)へ行ってみることに。

浮嶽は福岡県と佐賀県の境界を走る脊振山系の西方に位置する山で別称「筑紫富士」と呼ばれています。特に佐賀県側からみた山容はきれいな円錐型をしています。

ある時、海に出て時化にあった時に「雲の上に浮かぶ山容を見つけ助かった」ことが山名の由来と、地元民は云う。

wikipediaより

高校時代、通学の自転車から毎日目に入っていたにも関わらず、なんとなく遠い存在としか認識していなかった浮嶽。まさかこんな巡りあわせで頂上を目指す機会が来るとは!

今回は出発時間が遅いこともあり、標高500mの南登山口を起点として山頂を目指しました。

14:07 南登山口を出発。気温は約5℃。コースタイムは約40分。

南登山口からのルートは眺望はほとんどなく、ひたすら樹林帯の中を進んでいきます。

山頂までほぼ直登の結構辛い登りが続きますが、時々現れる大岩や木漏れ日に心が癒されました。標高700mを超えると所々に残雪が。

14:38 登山口から30分程をかけて山頂に到着!手にしているのは山頂でもらえる木札。

地元の有志の方が木札を作ってくださっているようです。ありがたき~。

山頂には浮嶽神社上宮の小さなお社があります。手水場も凍っています。

その後ここから少し先の展望岩まで進み、休憩することに。山頂から東側の斜面はそこそこ雪が残っていました。

そして南側が眺望できる岩場でコーヒータイム。お湯を沸かしている途中にコッヘルが滑り落ちるハプニングも発生(笑)

その後、気を取り直して無事ドリップできました。この景色の中で淹れたコーヒーは最高。

視界には脊振山系の山々の他、今日登ろうとした天山も見ることができます。調べてみると、くじゅう連山も見れる位置関係のようです。

コーヒータイムを終えて下山を開始。

北側(玄界灘側)の眺望。山頂から東に稜線を進むと眺望の良い展望岩があったそうですが距離感が分からず断念。

15:36 南登山口へ無事到着。これで2022年の山行も終了です。

今回の登山を動画にまとめています。

2022年の山行記録

2022年は9月から本格的に山を登り始め、合計35座を登頂しました。

くじゅう連山にどハマりし、憧れのテント泊デビューも果たしました。来年は九州・中四国地方の百名山制覇を目標とし、沢登りやクライミングなど山遊びの幅を広げたいと思っています。

来年もこの「山。いつもドットコム」をよろしくお願いいたします!

2022年の山行記録(2022/9~2022/12)

  • 距離 144km
  • 獲得標高 13287m

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