突如として始まった謎のヤマレコシリーズ第2弾。
佐賀県唐津市と福岡県糸島市の境にある十坊山に登ってきました。標高532mの低山です。名称は十のお坊さんの山と書いて「とんぼやま」と呼びます。
山頂には坊主岩という高さ3メートルほどの大岩があり、そこからは唐津市・糸島市・玄界灘の大パノラマを見渡すことができます。
今回は十坊山の登山道の一つ、白木峠ルートから山頂を目指しました。
白木峠から十坊山山頂までのルート
十坊山は佐賀と福岡を隔てる背振山地の最西端に位置していて、その主な登山ルートは麓となる福岡県糸島市の二丈吉井から登る中山登山口ルートと、県境となる白木峠を基点として尾根を渡る白木峠ルートがよく使われているようです。
今回ボクは白木峠ルートから十坊山の山頂を目指すこととしました。
十坊山は脊振山地の最西端
十坊山は福岡県と佐賀県の県境となっている脊振山地の最西端の山となります。この地図からもわかるように、山頂からは玄界灘を広く臨むことができます。
山頂までの最短で行ける白木峠ルート
今回僕が登ったのは十坊山への最短ルートとなる白木峠ルート。白木峠の標高は370m、十坊山は535mなので高低差は200m弱。ルートに若干のアップダウンがあるため獲得標高は250m程度となります。
この県境の標識のそばに登山口があります。
白木峠ルートの登山口。看板なのに坊の字が間違えているという笑
2ヶ所の急登越え
十坊山までの所要時間は約35分、距離は1kmほど。登山口に入るといきなりの急登であっという間に心臓がバクバク。
急登を登り終えるとしばらくの間はなだらかな尾根道が続きます。
20分ほど歩くと斜度40%ほどの急登。白木峠ルートでの最大斜度のポイント。
その後、ゴロゴロとした岩の隙間を登っていくと先が少し明るくなってきました。もう少しで頂上へとたどり着けそう。
十坊山山頂からの眺望
最後の岩を超えると視界が一気に開けてきました。頂上はもうすぐそこ。
標高532mの十坊山頂上
頂上に到着!風が吹き抜けていて気持ちいい。
脊振山地の山々ではボランティア(?)で木札がもらえるようで、、、、
箱を開けてみると、、、
残念ながら今回は空っぽ。
坊主岩に登れば360度の大パノラマ
頂上には坊主岩と呼ばれる高さ3mほどの巨石が鎮座しています。
鎖を使ってよじ登ってみることに。
するとそこからは360度の大パノラマが!最高!
あいにく今日は台風接近中で色彩が燻んでいるのが玉に瑕。
せっかくの絶景なので坊主岩の上でコーヒーでも飲もうかねー、ってバックパックからバーナー・コーヒー豆・水を取り出したところ、肝心のカップを忘れてしまうという悲しい事態。山頂でのコーヒーは次回までお預け。
帰りは写真などをとりながらゆっくりと下山。ドングリが地面に落ちていたりして秋の気配を感じる十坊山登山なのでした。
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