二週連続で坊ガツルでのテント泊に行ってきました。
今週は先週にも増して雲が少ない絶好のくじゅう日和。今回は新たに白口岳、稲星山、中岳、天狗ヶ城、久住山の登頂を目指し、翌日は大船山のご来光をのぞむというプラン。ベースキャンプはもちろん坊ガツルです。
1日目に登る白口岳〜久住山はいずれも1700-1800m級の山々。果たして登山初心者が1日で5つの頂上を制覇することはできるのか!?
1日目
- 白口岳(1720m)
- 稲星山(1772m)
- 中岳(1791m)★九州本土最高峰
- 天狗ヶ城(1780m)
- 久住山(1786m)
2日目
- 大船山(1786m)
- 北大船山(1706m)
今回のテント泊のビデオクリップをYoutubeにアップしています。
1日目(白口岳〜稲星山〜中岳〜天狗ヶ城〜久住山縦走)
坊ガツルを起点に5つの山すべてをピークハントするには5〜6時間の時間が必要なため、朝7時頃に長者原に到着すべく4時に自宅を出発。途中の東九州自動車道では眠気も吹っ飛ぶほどの朝焼け。これは明日のご来光も期待できそう!
そして長者原に到着。最高の青空の中、坊ガツルに向けて歩を進めます。
登山口にあるポストで入山届も記入。
雨ヶ池の木道。後は下り基調。
一週間ぶり(笑)の坊ガツルに到着!
今週は3連休ではないせいかテントも少ない。自分の好きな場所にテントを設営できました。雲ひとつない天気で気分は上々!
テント設営時点でまだ10時前。
荷物を降ろし、いよいよくじゅう連山への縦走をスタート!
まずは法華院温泉を経由して鉾立峠(ほこたてとうげ)に向かいます。
20分ほどして鉾立峠に到着。写真右側に見えるのは三俣山。
ここからが白口岳登山道となります。正面からの写真ではその斜度がわかりにくいけど、、、
さっきの坊ガツルから撮った写真を見ると、結構な斜度(中央の山)。登山道はほぼ直登になってます。
途中、崖崩れ箇所を迂回したり垂直に近い岩場をよじ登ったりしながら、、
峠から約40分をかけて白口岳山頂に到着!鉾立峠から白口岳への登山道はかなり登りごたえのあるルートとなっていました。
一歩一歩足を進めることで坊ガツルから遥か遠くにそびえていた白口岳にたどり着くことができ、最高の充足感!
次に目指すのは稲星山。ここからは縦走になります。
稜線沿いで見晴らしの良いルート。
途中、稲星越を通過して
15分ほどで稲星山に到着。白口岳とは違い、草も生えない荒涼とした雰囲気。
山頂からはこれから登る中岳、天狗ヶ城、久住山が視界に入ります。
稲星山から中岳に向かう下りは浮石が転がっていて足を滑らせやすいので注意が必要。
次は九州本土最高峰となる中岳に向かいます。
山頂近くの岩場はスリルありあり。落ちたら擦り傷どころでは済まなさそう。
そして遂に九州本土最高峰の中岳(1791m)に登頂。
今、九州で一番高いところにいるんだ!
続いて天狗ヶ城に向かいます。「城」という名前に相応しく?山頂付近が岩で切り立っていてかっこいい。
天狗ヶ城に向かう左手には御池。冬は水面が凍って歩くことができるようです。冬にもう一度来てみたい。
そして天狗ヶ城にも登頂!どの山に登ってもそれぞれに異なる景色が見られて最高。目前には噴煙が立ち込める硫黄山を臨むことができます。
そして残すは日本百名山の一つ、久住山です。
ちょっと太腿の筋肉が悲鳴を上げ始めたものの無事登頂。
久住山からは開放感のある阿蘇方面の大パノラマを見渡すことができます。
後ろを振り返ってみるとこれまで登ってきた4つの山頂が並んでいました。左から天狗ヶ城、中岳、白口岳、稲星山になります。う〜ん、何とも感慨深い。
予定の5座を制覇し、喉も乾いてきたことだし下山してビール!ビール🍺
ビール(法華院温泉山荘)はもうすぐそこ!
山荘でビールが買える幸せ。
自販機の半分以上を占めるビール達(笑)。山荘では生ビールを買うこともできます。
坊ガツルに戻るとテントの数も増えていました。
五つの山を登頂した達成感と心地よい疲労感。ビールと軽いおつまみが最高のご馳走!
くじゅうの山々を眺めながらまったりとした時間を過ごしました。
2日目(大船山でのご来光)
そしてキャンプ二日目の午前3時半。大船山でのご来光を見るため坊ガツルを出発。登山道に入ると漆黒の闇。
ライトだけが頼み。
午前5時20分ぐらいに到着。東の空がうっすらと赤く染まってきています。日の出は6時8分なのでちょっと早めの到着。吐く息が白い。
そしてご来光。何とも言えない幸福感。
背後のくじゅう連山が赤く染まります。
阿蘇方面は雲海が広がっている。
よき。
素晴らしい絶景に出会うことができました。
大船山には先週登ったばっかりなので朝駆けするかどうか迷ったけど、登ってよかったと実感。
その後は北大船山に寄り道をした後、坊ガツルでテントを撤収し今回のテント泊は終了。
今週もくじゅうの大自然に楽しませていただきました。
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