大分県の由布岳に登ってきました。
独立峰である由布岳は山頂に東峰と西峰を抱え、地元・由布市のシンボリックな存在。
大船山山頂から見える耳のような特徴的な山容は印象深く、登りたい山の一つになっていました。
当日は午前6時過ぎに自宅を出発し高速を移動。正面登山口にたどり着いたのが9時頃でした。
九州の国立公園ではお馴染みのこれ。
由布岳登山の目的は紅葉、鎖場、お鉢巡り
今回の登山の目的は3つ。一つは由布岳の紅葉をみること、二つ目は西峰コースの途中にある鎖場のトラバース・障子戸を体験すること、三つ目は由布岳火口周辺を一周するお鉢巡りをすることです。
web情報をみていると、障子戸やお鉢巡りは高所恐怖症の人には向かないとの記述があるので現地を見て「ここ無理!」ってなったら潔く引き返す計画。
今回の登山のダイジェスト動画がこちらです。
由布岳への登山開始
9:43 登山開始。登山口からしばらくはススキが揺らぐ草原の中を歩きます。気温は15℃前後で少し肌寒いものの歩けば体も温まり、とても気持ちいい!
草原を越えると樹林帯へと入ります。
由布岳の紅葉はちょうど今が見頃。太陽に照らされた透明感のある広葉樹の葉が最高に美しい。
赤と黄と青のコントラスト
標高を上げると徐々に樹林帯を抜け、展望が開けてきます。
この前登ったくじゅうの山々。
西峰への難関・障子戸へトライ
11:36 登山開始から約2時間で東峰・西峰の分岐点となるマタエに到着!標高は1583m。
西峰側をズームしてみると、、、う〜ん、なかなか。
どうやらここを登るみたいです。青いジャケットの方のいる場所が障子戸と呼ばれる横向きにトラバースするセクションです。恐る恐る登ってみることに。
この高度感!落ちたら死ぬ。
あまり崖下を見ないようにしながら3点支持を意識することでなんとか通過できました。
12:12 西峰に到着。地元大分のハイカーの方に写真を撮ってもらいました。ハイカーの一人の方は今回の西峰が百座目ということ。僕は来年か再来年に達成できるかな?
こうなればお鉢巡りも経験しておこう!
「お鉢巡り」という可愛らしい名前には騙されてはいけない!と思っていたけれど、大分のハイカーさんも周られるということで僕も後ろからこそっとついて行くことに。
こんな尖ったところも越えるみたい。
足場が4cmぐらいしかない絶壁を歩いてみたり(手はしっかりと岩を掴みながら)、
先ほどの写真で見た尖った岩の上を通過してみたり。
実際、高度感から来る恐怖はあったものの手足でしっかりと支持しながら進めばなんとかなる感じでした。
この点は、もう一つの趣味であるオフロードバイク遊びで開拓・整備時に急斜面をよじ登ったり、ライディングで自然とバランス感覚が身についていたところも効いてるかもしれません。
13:14 西峰から1時間ほどで東峰に到着。そして再びのマタエから下山開始。
そして帰りに飯盛ヶ城に立ち寄った後に登山口に帰着!
目的だった紅葉、鎖場のトラバース、お鉢巡りを満喫し、達成感を感じる登山になりました。
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